ショートショートショート「闇」
静かだ。唯穴のようにあいた虚無の闇が眼前に広がっているだけ。
感覚として其処に己の手や足、胴体があることは解っていても、視ることは出来ない。
―ああ、そうか。何にもないということは、こういうことなのか。
失ったモノの大きさは、計り知れないのだと、この虚無の世界は俺に教えようとしていた。
「そうだ。俺の選んだ道はこういうモノだったんだ」
今更の後悔なんて、無意味でしかないのに。
俺は、静かに涙を流した。
後書き(という名の現実逃避)
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・・・なんかこう、ね・・・普段、連載モノば
っか書いてるとさ。たまーにどうしてもさ、
書きたくなるのだよ。
めっさ短い小説みたいなものを!!!!
たとえ意味不明であったとしても!!!
・・・御免なさい。もうしませんorz
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